Champion's Advice その2-①Roberto & LAM

2021年01月22日

ご好評いただいております、Champion's Advice、一挙公開して参ります!

是非お役お立て下さい。

今回は、Roberto&LAMへのインタビューです

≪ ロベルト ≫ 

❶大会の服装は?メイクは?どのようにしていましたか?

当時、大会の出場する男性は黒のスーツが多かったのですが、少しでも大きく見えるように 、あえて薄いグレーのスーツを選んでいました。今では皆、グレーやベージュを多く着るようになりましたが。女性がまだ上手く踊れない時は、目立たないような衣装を身につけるようにアドバイスしていました(笑) 

❷大会の舞台でどのようなことに気をつけていましたか?

落ち着いて入場する様にしていました。自信なさそうに下を向いたり、緊張してることがわからないように自然に歩けるように気をつけていました。 

❸大会の舞台のフロアメイクはどうしていましたか?

かつては、シニア層も若いダンサーもカテゴリー分けされておらずロンダを共有していましたので、スピード調整を気をつけていました。早く行き過ぎても進まないことも多く、後ろに下がってしまうようなことがないように、追い込んでいるように見えないように、ロンダの流れ全体を見ながらペース配分していました。 

❹大会で普段通りの踊りをするために何かしてることはありますか?

初めて参加した大会でのこと、普段から踊っている馴染みのあるミロンガでの予選、自分は緊張するはずもない、と鷹を括っていたのに、最初のテーマ、今でも忘れない、コムイルフォーがかかった瞬間、緊張してどう踊ったか覚えていないほど。自分が緊張するということに驚いてしまったけど、その経験があったからこそ、その次からは緊張しなくなりました。経験することが何よりも大切です。 

❺大会までの食事等体調管理は何かしていましたか?

特になし 

❻その他何かアドバイスがあれば何でも。 

目の前にいる女性をアブラッソし、音楽と共に歩くこと、シンプルなことですが、それが出来ないで皆振り落とされていく、タンゴを知りタンゴを踊ること、その基本的なことを普段から積み上げていくことしかないです。 

≪ ラム ≫ 

❶大会の服装は?メイクは?どのようにしていましたか?

出場前には必ず先生にみてもらい、意見を頂いていまいた。衣装やメイクだけは、準備すれば誰でも10点とれるところ。練習でも衣装で踊ってみて、引っかからないか、動きが綺麗に見えるかも必ず確認していました。

❷大会の舞台でどのようなことに気をつけていましたか?

楽しむ!大会当日はもうできることはない、ただ楽しんでやってきたことやるだけ!ですね。

❸大会の舞台のフロアメイクはどうしていましたか?

ステージの場合は、ステージの大きさを意識して常に練習、当日は場当たりで確認する。サロンの場合は、男性次第!女性にできることはなし。

男性はできるだけ自分の前のスペースを上手く確保し、大きく動けるよう練習しておく。ロンダをコントロールできるリーダーはおのずと際立って見えます。

❹大会で普段通りの踊りをするために何かしてることはありますか?

経験すること。

大会は経験が大切。大会は何年も出場してやっと自分らしい踊りができ、楽しめるようになってきます。ミロンガでは伸び伸び踊れていても、いざ大会となると身動き取れなくなるもの。経験に勝るものはなし!

❺大会までの食事等体調管理は何かしていましたか?

普段どおり(笑)

生徒さんに大会を勧める理由は何ですか?

成長と経験のため

大会に出場するために、自分のタンゴを見つめ直したり、知らなかったことを学んだりする貴重な時間をもつことが自分の成長につながります。タンゴの世界は深くて、知らないことがまだまだいっぱいあるってことを知ってほしい。

➐その他何かアドバイスがあれば何でも。 

大会はプロとアマによって参加する意義は多少変わってくると思います。

プロの方、若い方はどんどん参加してほしい。自分へアドバイスしてくれる人、評価しているれる人がいる機会はこの先もう多くはない、それが今後どれほどの財産になるか... タンゴの成長が止まってしまわないよう、先人のアドバイスをこう、その一つが大会です。

アマの方は、自分の成長の目標設定に大会をどんどん活用していただきたい。タンゴ をもっと深く追求する過程で、もっとタンゴが楽しくなるはずです!